FullKabuのLv市場分析

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5月18日→5月19日の市場分析

セクターローテーション

      

     

セクターローテーションでのステージは上記となります。

市場全体のレベルがLv49からLv50に上昇しています。
市場全体で言うとどっちつかずな状況のようです。

ただし、個別のステージで見ていくとステージ4(低金利 + 不況期)のレベルがLv66からLv64に下がり、ステージ2(高金利 + 好況期)のレベルがLv58からLv61に上昇しています。
これは、市場が不況期から好況期への移行が近いのかもしれません。

 

11セクター

        

11セクターを個別で見てみましょう。

通信サービスセクターと情報技術セクターはLv100を維持し過去1年間で最も調子が良い時期のようです。

ステージ4(通信サービス、生活必需品、ヘルスケア、公益事業)の中で、通信サービスはLv100を維持していますが、生活必需品とヘルスケアは少し下がり、公益事業は大幅に下がっています。
現在はステージ4が最も高いLvを維持してますが、
公益事業が11セクターの中で2番目に低いセクターになってます。

今後、ステージ4が下落していくようであれば公益事業の買いは控え、ステージ1(情報技術、金融、不動産)のセクターのLvが低いセクターを中長期目線で少し買い増しするのも良いのかもしれません。

【注意点】
必ずしも市場と同じ動きをするわけではありません。
最終的な投資決定は、ご自身の判断でお願いします。
いかなる損失が発生した場合でもこちらでは責任は負いかねます。

 

カントリーETF

(国別の経済指標)

         

国別の指標を見てみましょう。

ポーランドの株価指数がLv99からLv100に上昇し、オランダもLv94からLv98に増加しています。
これはこれらの国の株式市場が過去1年間の中で強気であることを示しています。

Lv80以上の国は強気相場と判断できますが、日本が最も強気のようです。

海外投資家が日本株を購入しているようです。
ウォーレン・バフェット氏の日本株の購入や下記に記載しますが過去1年間では円安寄りのため、それも影響しているのでしょうか。

 

通貨/外貨

      

通貨を見てみましょう。

スイスフランと英ポンドは安定しています。

米ドルとカナダドルは上昇しており、米ドルのLvが徐々に上位へと上がってきてます。

日本円は徐々にLvが下がってきてます。
Lvが低い = 「円安」、Lvが高い = 「円高」を意味してます。

 

コモディティ

         

最後はコモディティです。

【プラチナ、銅、パラジウム、大豆、小麦、トウモロコシ】
これらの商品のLvは安定しています。これは、市場の価格がほぼ変わっていないことを示しています。

【金、銀】
これらの貴金属のLvが下降しています。
これは、価格が下落していることを示しており、需要の減少、供給の増加、または市場の見通しの悪化など、いくつかの理由が考えられます。

【天然ガス、原油】
これらのエネルギー関連商品のLvが上昇しています。
緩やかに上昇傾向にあるため、Lvが高くなりすぎると景気悪化の恐れがあるため注意が必要です。
ただし、まだLv17とLv15のため問題ないようです。

これらのデータはfullkabu.comから最新データを見ることができます。