5月16日→5月17日の市場分析
セクターローテーション
セクターローテーションでのステージは上記となります。
市場平均がLv50を下回りました。
ステージ4とステージ3のLvが低下しているものの、ステージ2とステージ1は現状維持の様子。
景気が悪い時に上昇するセクターのステージのLvが下がり、景気が良い時に上昇するセクターのステージが上がってます。
このまま流れが続けばステージ4以外のステージが市場の中心となるのではないでしょうか。
11セクター
11セクターを個別で見てみましょう。
「情報技術」、「通信サービス」、「生活必需品」のセクターは、昨日とLvの変化はありませんでした。
安定している可能性があります。
ステージ1の「金融」セクターは少し上昇したものの、ステージ1の「不動産」セクターはLvが下がってます。
ステージ1のLvが上がらないと次のステージになりそうにないので、しばらく様子を見ようかと思います。
中長期投資向けとはなりますが、現在の市場の中心はステージ4のため、あえてLvの低いステージ1のセクターETFを買い増しする。ということも良いかと思います。
現在の市場の中心のセクターのLvを確認しつつ利益確定するのも良いかと思います。
カントリーETF
(国別の経済指標)
国別の指標を見てみましょう。
日本、メキシコ、ポーランドは変わらずLv100のままです。
安定的な上昇を続けています。
日本、メキシコ、ポーランド、スイス、イタリア、イギリス、スペイン、韓国、トルコのLvに変化はないようです。
オランダ、アメリカ、ブラジル、中国、台湾のLvは上昇。
ドイツ、フランス、スウェーデン、シンガポール、ベルギー、オーストリア、カナダ、オーストラリア、インド、フィリピン、タイ、マレーシア、香港、南アフリカはLvが低下してます。
通貨/外貨
通貨を見てみましょう。
米ドルはLv39からLv43に上昇しており、その価値が増加していることを示唆しています。
これはアメリカの経済状況が改善しているか、または市場がアメリカの経済に対してポジティブな見方をしている可能性を示しています。
スイスフラン、英ポンド、ユーロ、日本円、カナダドル、中国元、オーストラリアドルの各通貨は前年比でLvが下がっています。
これはこれらの通貨が対米ドルで下落していることを示しています。
特にオーストラリアドルはLv32からLv24へと大幅に下落しており、その価値が急速に減少していることを示しています。
これはオーストラリアの経済状況が大きく悪化しているか、市場がオーストラリアの経済に対して非常に悲観的になっている可能性を示唆しています。
コモディティ
最後はコモディティです。
多くのコモディティ(金、プラチナ、銀、水、銅、パラジウム)がLvを下げており、これは過去1年間の高値から相対的な価値が低下していることを示しています。
金やプラチナなどの貴金属は通常、経済不安の際に安全な避難先とされますが、これらのコモディティの価値が下落していることは、市場の経済に対する見通しが比較的安定している可能性を示唆しています。
一方で、原油と天然ガスはLvがそれぞれ上昇しており、これらのエネルギーリソースの価格が上昇している可能性を示しています。
これは、エネルギー需要の増加や供給の問題など、さまざまな要因が原因である可能性があります。
農産物に関しては、大豆がLvを1ポイント下げているのに対し、小麦とトウモロコシはそれぞれLvが2ポイントと0ポイント下がっています。
これらのコモディティの価格は、気候条件、作物病害虫、政策変更など、多くの要素により影響を受けます。
これらのデータはfullkabu.comから最新データを見ることができます。