FullKabuのLv市場分析

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7月24日(月)過去1年間のLv市場分析

今回は過去1年間の中で現在の価格Lvを見てみます。
7月24日(月)を含めた過去5営業日までのLvでの市場を振り返ろうと思います。

Lv表記についての詳細は下記のブログ記事をご参照ください。


11セクター

この表は、各11セクターの過去1年間の現在の価格位置(Lv)とその前日比(過去4営業日分)の変動を示しています。
この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

価格位置が最も高いセクター
資本財(XLI)がLv100で最高の価格位置にあります。
過去4営業日ともLv100を維持してます。

最も変動が大きいセクター
ヘルスケア(XLV)がLv84と中程度の価格位置ですが、過去4日間で大きく上昇しています(+9, +12, +15, +6)。
この急激な上昇は、何らかの業界特有のニュースや市場全体の動きが影響している可能性があります。

価格位置が最も低いセクター
公益事業(XLU)がLv39で、最も低い価格位置にあります。
しかしこのセクターも近日中には上昇傾向にあるようです(+4, +6, +3)。

安定した上昇を見せているセクター
金融(XLF)がLv77で、過去4日間連続で価格が上昇しています(+2, +2, +2, +1)。
この安定した上昇傾向は、投資家にとって好ましい状況と言えます。

 

 

セクターローテーション

 

上記記載の11セクターを4つのステージに分け、経済ステージと市場状況を分析します。

ステージについての詳細は下記の記事をご参照ください。

 


それぞれの市場状況と経済ステージにおける過去1年間の現在の価格位置(Lv)と、その前日比(過去4営業日分)の変動が示されています。
この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

市場平均
市場平均の価格位置はLv77となっており、過去4日間で徐々に上昇しています。
これは市場全体が上昇傾向にあることを示しています。

最も高い位置にある経済ステージ
「高金利 + 好況期」を表すステージ2がLv99で最も高い位置にあります。
ただし、過去4日間の価格Lvに動きはなく、現状が維持されています。

最も低い位置にある経済ステージ
「高金利 + 後退期」を表すステージ3がLv54で、最も低い位置にあります。
しかし、過去4日間で2日間価格位置が上昇しており、一部回復していることが見受けられます。

最も変動が大きい経済ステージ
「低金利 + 不況期」を表すステージ4がLv74で、過去4日間で大きく上昇しています(+5, +5, +6)。
これは、この経済ステージが改善しつつあるか、または投資家の見方が変わってきている可能性を示しています。

ただし、これらのデータも一部の視点であり、投資判断を行う際には他の要素も合わせて考慮することが重要です。

 

 

カントリーETF
(国別の経済指標)

この表は、各国の株式市場の過去1年間の現在の価格位置(Lv)ととその前日比(過去4営業日分)の変動が見て取れます。
この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

トップの国
スペインインドポーランドアメリカの4カ国は、Lv100という最高レベルに位置しています。
過去4日間、Lv100を維持してます。

一番下の国
香港はLv18という最も低い位置にいます。

最も変動が大きい国
ベルギーがLv93で、4日前から+9、3日前からも+9と大きな上昇を示しています。
これは、何かしらの好材料があったか、あるいは投資家の見方が大きく変わったことを示している可能性があります。

大きな下落が見られる国
中国はLv33ですが、過去4日間で大きく下落しています(-4, -6, -2)。
何かしらのネガティブな要因があったか、投資家の見方が大きく悪化したことを示している可能性があります。

 

 

通貨/外貨

この表からは各国の通貨の過去1年間の価格位置(Lv)とその前日比の変動が見て取れます。

この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

高評価通貨
ユーロ(欧州)スイスフラン(スイス)がLv98と、通貨の評価が最も高い位置にあります。
しかし、過去のデータから見ると少し下落しているようです。
これはこれらの通貨が全体的に強いが、近期的にはやや弱さを示していると解釈できます。

低評価通貨
中国元(中国)がLv16で、一番評価が低い位置にあります。
そして、過去のデータから見ると中国元が投資家から見たときの評価が低く、その評価も安定していないことが読み取れます。

評価が大きく上昇している通貨
米ドル(アメリカ)はLv21と比較的低い位置にいますが、過去のデータから見ると評価が大きく上昇しています(+6, +7, +2)。
これは米ドルが近期的に強さを示していると考えられます。

評価が大きく下落している通貨
豪ドル(オーストラリア)はLv64と中程度の位置にいますが、過去のデータから見ると評価が大きく下落しています(-4, -4, -2, -1)。
これは、豪ドルが近期的に弱さを示していると考えられます。

 

 

コモディティ

この表は、各商品(コモディティ)の過去1年間の現在の価格位置(Lv)と前日比(過去4営業日分)の変動を示しています。
この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

価格位置が最も高い商品
大豆はLv100となっており、過去1年間で最も高い評価を得ています。
特に大豆は、4日前から価格位置が大きく上昇(+9)しており、強い上昇傾向にあることが伺えます。

価格位置が最も低い商品
パラジウムはLv6と最も低い評価を受けています。

最も上昇傾向にある商品
小麦はLv32、トウモロコシはLv22と、中程度から低い価格位置ですが、前日比で大きく上昇しています(小麦:+10、トウモロコシ:+2)。
そして、過去4日間の全てでプラスを記録しているため、これらは現在強い上昇傾向にあると言えます。

最も下落傾向にある商品
はLv61という中程度の価格位置にありますが、2日前と3日前で大きく下落しています(-2、-7)。
これは銅が近期に下降傾向にある可能性を示しています。

 

 

世界指標など

この表は、各指標の過去1年間の現在の価格位置(Lv)とその前日比(過去4営業日分)の変動を示しています。
この「価格位置」は、相対的な価値やパフォーマンスを示す指標で、Lv100が過去1年間の最高(強い)を示し、Lv0が最低(弱い)を示します。
空白は、価格Lvがわらなかったことを意味します。

強い評価を受けている指標
NYダウ(^DJI)、S&P500(^GSPC)、米13週国債(^IRX)、グローバル100 ETF(IOO)は、すべてLv100と評価されています。
これは、過去1年間でこれらの指標が強いパフォーマンスを示していることを示します。

価格位置が最も低い指標
米ドル指数(DX=F)はLv3で、このリストの中で最も低い価格位置にあります。
しかし、過去3営業日は連続して微増しており、やや上昇傾向にあると言えます。

最も上昇傾向にある指標
日経平均株価(ドル建て)(DXJ)と物価連動債 ETF(CPI)(TIP)は、価格位置はLv97とLv37と幅がありますが、直近の変動を見ると、共にプラスの変動を示しており、上昇傾向にあると言えます。

最も下降傾向にある指標
アジア50 ETF(AIA)はLv73と評価されていますが、直近の変動を見ると、大きく下落しており、下降傾向にあると言えます。

これらのデータはfullkabu.comから最新データを見ることができます。