FullKabuのLv市場分析

fullkabu.comのサイト運営。経済指標の強さをLvでわかりやすく解説。

5/25~6/1の5日Lv市場分析

fullkabu.comでのデータを元にブログを更新してます。
今まで過去1年間の価格の中で現在の価格の強弱をLvで表していましたが、今回ホームページをアップデートすることにしました。

まだ、ホームページはアップデートできていませんが、過去1年間での現在の価格以外に、過去2年間、過去3年間の中で現在の価格の位置もLv表記することにしました。

プログラム自体は完成しておりますが、スマホ画面だとレイアウトが崩れたりするのでデザイン面でまだ未完成です。

ただし、データとして取得はできてますので、今回のブログから過去2年間と過去3年間の価格の位置も追加しようと思います。
過去1年間でのLvが100でも過去3年間を見るとLvが低い場合もあります。
その場合は過去3年間で見ると現在の価格は低く、過去1年間の中では高値。と判断ができます。

過去1年間でのLvだけだと長期的にまだ上に行きそうなのか、天井で下がるのか。
など判断が難しい部分もあるため長期的な分析をするうえで必要だと思いアップデートすることにしました。

これまで以上に良い分析ができるように努めます。

 

セクターローテーション

  

5/25(木)~6/1(木)の5日間のセクターローテーションでのステージは上記となります。

市場平均
市場平均レベル(Lv)は減少傾向にあり、5/25から6/1までの期間でLv47からLv40へと減少しています。
しかしながら、過去3年と2年を見ると、現在の価格の位置はそれぞれLv38とLv51になっています。
これは、短期間(5/25から6/1まで)の減少にも関わらず、中長期的にはより高い位置にあることを示しています。

経済ステージ
各経済ステージ(好況期、回復期、不況期、後退期)でのレベルも同様に減少傾向にありますが、後退期(ステージ3)は特に大きな減少を示しています。(Lv34からLv21)
しかし、過去3年と2年を見ると後退期の位置はそれぞれLv56とLv70となっており、ここでも短期的な減少にも関わらず中長期的には高い位置にあることがわかります。

短期と長期の比較
これは市場が現在、一時的な下落期にあるかもしれませんが、長期的には堅調な位置にあるという解釈も可能です。

 

11セクター

     

 

5/25(木)~6/1(木)の11セクターを個別で見てみましょう。

通信サービスと情報技術
 これらのセクターはLv100を維持しており、短期的にも強さを示しています。
しかしながら、過去2年間と3年間でのLvはLv90とLv93(情報技術)となっています。
これは、これらのセクターが長期的には強いポジションを維持している一方で、近期では特に強いパフォーマンスを示していることを示唆しています。

生活必需品とヘルスケア
 これらのセクターは一定の減少を示しており、生活必需品はLv62からLv37に、ヘルスケアはLv40からLv25に下がっています。

不動産と公益事業
不動産はLv8からLv10に微増し、公益事業はLv11からLv5に減少しています。
しかし、これらのセクターは過去2年間と3年間でのLvがかなり低く、特に公益事業はLv6とLv31となっています。
これは、これらのセクターが長期的には低い位置にあり、公益事業は特に近期の減少が顕著であることを示しています。

 

カントリーETF

(国別の経済指標)

 

5/25(木)~6/1(木)の国別の指標を見てみましょう。

日本(EWJ)、オランダ(EWN)、ポーランド(EPOL) 
これらの国々はレベルが少しずつ下がっていますが、過去2年間と3年間のLvはいずれも比較的高いままです。
これは、これらの国々が短期的には若干の弱さを示しているものの、長期的には強い位置を維持していることを示しています。

イタリア(EWI)、イギリス(EWU) 
これらの国々はレベルが大きく下がっており、特にイタリアはLv88からLv75に、イギリスはLv83からLv67に下がっています。
しかし、過去2年間と3年間のLvを見ると、これらの国々も比較的高い位置を維持しています。

中国(FXI)、香港(EWH)、マレーシア(EWM) 
これらの国々はレベルが非常に低いままで、特に中国と香港はLv20以下で安定しています。
また、過去2年間と3年間のLvも非常に低いことから、これらの国々は長期的にも弱い位置にあることが示されています。

トルコ(TUR) 
トルコはレベルが比較的低いままですが、過去2年間と3年間のLvは非常に高いことが注目されます。
これは、トルコが短期的には弱い位置にあるものの、長期的には強い位置を維持している可能性を示しています。

 

通貨/外貨

5/25(木)~6/1(木)の通貨を見てみましょう。

これらのデータを見ると、異なる通貨のパフォーマンスには様々なトレンドが見られます。
それぞれの通貨について以下の観察ができます。

スイスフラン(FXF)
一年間の間に少し下降しているものの、比較的安定しています。
過去2年間と3年間のLvは比較的高いレベルにあり、スイスフランが強い通貨であることを示しています。

英ポンド(FXB)
一年間で若干の上下動がありますが、全体としてはあまり変動がないようです。
過去2年間と3年間のLvは低めで、ポンドの価値が相対的に下落していることを示しています。

ユーロ(FXE)
一年間で比較的安定しており、僅かに下降傾向にあります。
過去2年間と3年間のLvはさらに低く、ユーロが他の主要通貨に対して価値を失っていることを示しています。

米ドル(UUP)
一年間で上昇傾向にあり、過去2年間と3年間のLvも高く、米ドルが他の通貨に対して強化していることを示しています。

カナダドル(FXC)
一年間で明らかな下降トレンドがありますが、最近は少し回復しています。
過去2年間と3年間のLvは非常に低いレベルにあり、カナダドルが他の通貨に対して価値を失っていることを示しています。

日本円(FXY)
一年間で比較的安定しており、僅かに下降傾向にあります。
過去2年間と3年間のLvは低いレベルにあり、円が他の通貨に対して弱くなっていることを示しています。

中国元(CYB)
一年間で比較的安定しており、僅かに下降傾向にあります。
過去2年間と3年間のLvは非常に低く、中国元が他の通貨に対して価値を失っていることを示しています。

豪ドル(FXA)
一年間で非常に安定しており、僅かに下降傾向にあります。
過去2年間と3年間のLvは非常に低く、豪ドルが他の通貨に対して価値を失っていることを示しています。

全体的な傾向
米ドル(UUP)が他の通貨に対して強化していること、そして豪ドル(FXA)、中国元(CYB)、日本円(FXY)、カナダドル(FXC)が比較的弱くなっていることが指摘できます。

 

コモディティ

         

最後は5/25(木)~6/1(木)のコモディティを見てみましょう

金(GLD)
一年間のパフォーマンスは安定しており、過去2年間、3年間のLvも高い。
これは金が投資家にとって安全な資産とされていることを反映している可能性があります。

プラチナ(PPLT)
一年間で価格が下落しており、過去2年間、3年間のLvも下がっています。
このことはプラチナの需要が低下しているか、供給が増加している可能性があります。

銀(SLV)
一年間のパフォーマンスは安定しているが、過去2年間、3年間のLvは比較的低い。
銀の需要と供給のバランスに影響を受ける可能性があります。

水(PHO)
一年間で価格が下落していますが、過去3年間のLvは上昇しています。
これは長期的な水資源への投資需要の増加を示している可能性があります。

銅(CPER)
一年間で価格はほぼ横ばいですが、過去3年間のLvは上昇しています。
これは銅の需要が安定しているか、供給が減少している可能性があります。

トウモロコシ(CORN)
一年間で価格は非常に低いLvですが、

3年間のLvは比較的高い。

原油(USO)
一年間で価格は下落し、過去2年間、3年間のLvも低い。
これは原油の需要が減少しているか、供給が増加している可能性があります。

天然ガス(UNG)
一年間で価格は非常に低く、過去2年間、3年間のLvも非常に低い。
これは天然ガスの供給過剰や需要減少を示している可能性があります。

パラジウム(PALL)
一年間で価格が急落し、過去2年間、3年間のLvも非常に低い。
これはパラジウムの需要減少または供給増加を示している可能性があります。

小麦(WEAT)と大豆(SOYB)
一年間の価格は非常に低いLvを示していますが、特に大豆では過去2年間、3年間のLvが高いことから、長期的な需要増加または供給減少が見られる可能性があります。
小麦については、過去3年間のLvがかなり低いため、需要減少や供給過剰があるかもしれません。

これらのデータはfullkabu.comから最新データを見ることができます。